主観と客観
主観と客観はズレていることが多いです。
だからこそ、自分の動きを動画で撮って、客観視することが重要です。
今は、スマホで簡単に動画撮影出来る時代です。
現代スポーツで、トップレベルになりたい人にとって、動画で自分を客観視することは必須だと思います。
運動神経が良いと言われる人は、主観と客観のズレが少ない人です。
思い描いた通りに身体を動かすことが出来る。それだけです。
スポーツが出来る人は、プレーを思い描くという能力と思い描いた通りに身体を動かすという能力を身に付けた人です。
言葉で言うと簡単ですが、これがなかなか難しいです。
思い描くことを助けてくれるのは、プロ選手の動きを観察することです。
思い描いた通りに身体を動かすことを助けてくれるのは、自分の動画です。
自分の動きを見ないと、自分は上手く身体を動かしているつもりなので、なかなか改善しません。
また、他人のアドバイスも納得出来ないことが増えます。
なんせ、自分では、上手く動かしているつもりですから。
己の動きを知ること。
とても重要なことだと思います。
ということで、子どもと運動する時は、動画を撮りましょう。
多球練習
スポーツの初心者が上達するのに、最も効果的なのは、とにかく数をこなすことだと思います。
卓球では、多球練習というものがあります。
野球では、バッティングセンターや千本ノックがあります。
これを応用すれば、他のスポーツでも効果的に上達出来ると思います。
卓球でラリーを続けるのは、非常に難しいですし、ストレスが溜まります。
特に子どもは、すぐに飽きてしまいますね。
しかし、多球練習で、5球続けて返してみようと取り組めば、子どもは意欲的に取り組みます。
バドミントンやサッカーでも、多球練習のような練習が出来たら良いですね。
コツを教えるのは簡単ではありませんが、数をこなせば見えてくるものがあります。
その段階での一言アドバイスが効果的です。
コツの自分で見つけるとハマってきます。
良い循環に導いていきたいですね。
利き脚によらない右キックと左キックの特徴
当たり前ですが、サッカーにおいて、キック動作は重要な技術の1つです。
左脚のインサイドキックが難しいと思ったことはありませんか。
右キックと左キックは、果たして対称なのか。
ということで、大学時代に実験・研究した内容を紹介します。
左右の脚で同じ速度のボールを蹴ることで、左右のキックを比較しました。
また、右利きと左利きの両方の選手を揃えることで、利き脚によらない特徴を見つけようとしました。
被験者は15名(右利き8名、左利き7名)
全てサッカー経験者です(サッカー歴は平均9年)
ボール速度51km/h〜57km/h(スピードガンで測定)
試行ごとにボール速度をフィードバックして、各5試行成功するまで実施
助走距離と助走角度は自由で、インサイドキックをしてもらいました。
どんな結果が出るのか。
想像の付かない実験でした。
色々と分析をして、次の2つのことが分かりました。
1つ目は骨盤の向きです。
インサイドキックなので、骨盤は外側を向いています。
右キックと左キックを比較すると、左キックの方がより外側を向いていました。
これは実感と一致します。
面白い点は、利き脚によらず、この傾向が出たことです。
左利きの人も、窮屈な蹴り方をしていたのですね。
2つ目は、足首(足関節)の角度です。
右キックの方が、より屈曲していました。
通常は90度ですが、インサイドキックをするときは、足首を固定する為に、力が入り、60〜70度くらいに曲がります。
その時、右キックの方が曲がっていたのです。
こちらも利き脚によらない違いでした。
右足首の方が緩いのかもしれません。
もう1つ、統計的有意差は出ませんでしたが、面白い傾向がありました。
キック足が地面から離れてからインパクトまでの時間です。
右キックの方が時間が短い結果となりました。
早く蹴らないといけない場面では、右キックの方が良いのかもしれません。
これも利き脚によらない違いです。
人の身体は左右対称ではないということです。
左を極めたい場合、右と同じような動作をするのではなく、左ならではの方法を探る必要があるのだと思います。
人の身体は奥が深いですね。
暑いですね
暑いですね。
色々なところで言われていると思いますが、熱中症対策が必要です。
十分な睡眠、十分な水分、十分な暑さ対策。
体調が悪くなったら、身体を冷やして、ゆっくり休みましょう。
ところで、熱中症とは何でしょうか?
簡単に言うと、体温上昇によって、身体機能が壊れることです。
体内の水分が足りなくなると、体温調整する為の「汗」をかかなくなり、体温が上昇します。
また、そもそも汗をかくのが苦手な人は、気温が上がると、体温も上がり、熱中症になります。
あと、睡眠不足で疲れている場合は、身体の機能が低下しているので、熱中症になりやすいです。
つまり、睡眠と水分以外に出来ることは、汗をかく能力の向上です。
普段から、汗をかいていることが重要だと思います。
とはいえ、無理はダメですよ。
冷房環境は重要です。
例えば、冷房環境の中で、ストレッチして、汗をかくのでも良いと思います。
上手く夏を満喫したいですね。
精神的疲労と肉体的疲労
精神的疲労と肉体的疲労は異なります。
心が疲れていると、運動する気も失せるので、今日はやめとこ…となりがちです。
しかし、精神的に疲れていても、肉体的には元気である場合、身体を動かした方が良いです。
身体を動かすことで、精神的疲労が和らぐ可能性もあります。
心と身体は繋がっているので、心が疲れている時に、身体を動かすのは大変ですが、ちょっとの頑張りで、踏み出してみたいですね。
声を出して、呼吸を整えて、一歩を踏み出す。
「ヒト」は奥が深いです。
自分のことを理解することも簡単ではありません。
出来る範囲で、挑戦していきたいですね。
野球のルールが分からない?
野球のルールは難しいですが、解説をしてみようと思います。
野球とは、2つのチームが攻撃と守備を交互に繰り返して勝敗を競うゲームです。
ダイヤモンド型にベース(拠点)があり、攻撃側が反時計回りに各ベースを一周回ったら得点が入ります。
反時計回り。
実は、陸上、スピードスケートなど多くのスポーツも反時計回りです。
心臓が左側にあるのと関係しており、人は左回りの方が走りやすいみたいです。
守備側は、一周させないようにします。
走り出す為には、ピッチャーが投げるボールを打つ必要があります。
打ったボールがあらぬ方向に飛んだら、やり直しです。(ファールと言います。)
打てない所に投げたボールを打つ必要はありません。(ボールと言います。)
打てる所に投げたボールについては、打つ必要があります。(ストライクと言います。)
ボールを振って打てなかったらストライクになります。
ストライクを3回行うと、バッターアウトとなり、バッター交代です。(三振と言います。)
ボールが4回で、フォアボールとなり、バッターは一塁に進むことが出来ます。
打ったら反時計回りにダイヤモンドベースを回ります。
順番に、一塁、二塁、三塁、本塁と呼びます。
打ったボールが地面に落ちた場合(ゴロと言います。)、守備側は、打った人が一塁に到達する前に、ボールを一塁に運びます。(一塁を守っている人にボールを投げます。)
打った人より早くボールを運べたらアウトです。
打ったボールが地面に落ちる前にボールを取ることが出来れば、その時点でアウトです。(フライと言います。)
アウトを3つ取れば、攻守を交代します。
ベースに到達したら、アウトに出来ませんので、次のバッターの番に進みます。(ヒットと言います。)
バッターみんなが、ヒットで繋いで、本塁まで進むことが出来れば、1点入ります。
一回のヒットで、二塁まで進んだら二塁打(ツーベースヒットとも言います。)で、三塁まで進んだら三塁打(スリーベースヒットとも言います。)で、本塁まで進んだらホームランです。
打ったボールが遠くまで飛んで、客席に入ってもホームランです。
野球を説明するのは、難しいですね。
子どもを癒やして、子どもに癒される
マッサージを学んだことはありませんが、雰囲気で妻や子どものマッサージをたまに行います。
昨日、仕事から帰宅すると、子どもが「脚が痛いから揉んでほしい」とリクエストがありました。
「痛いの無くなれ」と念じながら、優しく揉みほぐすと、治ったと言ってくれました。
愛の力ですね。
スキンシップを増やすことは、身体的・精神的のどちらにも好影響を与えると思います。
理屈はともかく、多くの人がスキンシップの素晴らしさを実感したことがあると思います。
最近、その理屈を学ぼうと勉強中です。
学んだことをブログで表現していくことで、理解を深めていきたいと考えています。
人の身体は奥が深いですね。