バス旅
7歳の息子と2人で、行き当たりバッタリのバス旅をしました。
ローカル路線バス乗り継ぎの旅です。
普段は時間に厳しく、ストイックな息子ですが、敢えて何も決めない旅に、前日から興奮気味でした。
ルールは「スマホで地図を見ない」「電車に乗らない」「17時になったら終了」の3つです。
もちろん、ルートの判断は全て息子に委ねました。
テレビ東京系列で不定期放送されている本家本元は目的地がありますが、今回の旅は目的地は無く、出来るだけ遠くに行くことを目指しました。
最初のバス停は「浜四丁目」です。
大阪市鶴見区にあります。
10時30分に最初のバスに乗りました。
早速、先頭席に座り、路線図を確認します。
さて、どこまで乗るのか。
鶴見区役所前で乗り換えるのか。
鴫野で乗り換えるのか。
片町で乗り換えるのか。
終点の天満橋まで行くのか。
何度も意見を変えてしまうくらい悩み抜いて、片町を選択しました。
どうなることやら。
続く…
メンタルとは何か?
スポーツにおいて、メンタルが重要だということは、もはや常識となりつつあります。
しかし、メンタルとは何でしょうか。
最近は、メンタルタフネスやレジリエンスなどというように、心を強くする?!トレーニングが流行っています。
長谷部誠選手の心を整えるという本もヒットしました。
メンタル=精神力とは何でしょうか。
集中力、勇気、ストレスに耐える心、諦めない心、プラス思考…
上記のような能力の総称と言えそうです。
それぞれを切り取ってトレーニングしたものをメンタルトレーニングと言います。
本屋に行けば、あらゆるメンタルトレーニングの本があります。
しかし、メンタルだけ切り取ってトレーニングすることが、本当に出来るのでしょうか。
私は、身体あってこそのメンタルだと考えています。
身体に不具合があれば、メンタルにも影響が出ます。
「身体に不具合があっても乗り越えるメンタルを鍛える」という気持ちも分かりますが、多かれ少なかれパフォーマンスは間違いなく落ちるでしょう。
メンタルを鍛えるよりも、身体に不具合が生じないようケアすることの方が重要だと思います。
身体の調子が良ければ、自然とメンタルの調子も良くなります。
もちろん、行動する思考(メンタルの一種?!)を作る作業は必要だと思いますが、メンタルの基本は身体を整えることにあると思います。
メンタル強化にとらわれ過ぎないようにしたいですね。
やってる感を無くす
身体を動かす時に、やってる感=力感を出したくなります。
勉強する時に、やってる感=カラフルなノートを作りたくなります。
仕事をする時に、やってる感=会議をやりたくなります。
オシャレする時に、やってる感=装飾を増やしたくなります。
目的を達成することが目的であれば、やってる感は不要です。
身体を動かす時のやってる感(力感)は怪我につながります。
勉強する時のやってる感(ノート作り)は考える時間を失います。
仕事する時のやってる感(会議)は自分の時間を失います。
オシャレのやってる感(過度な装飾)はお金を失います。
もちろん、目的によっては間違いではありません。
力感は、筋肉を肥大化します。パフォーマンスはともかく、ボディビルダーには必要不可欠です。
見やすいノートを作って、他の誰かに提供すれば、喜ばれます。
会議を繰り返すことで、同じ時間を多く共有出来て、共通理解が進み、忠誠心が高まります。
過度な装飾は、立派なオシャレです。
今回、言いたいことは、力感は必ずしもパフォーマンスを高める訳ではないという事実です。
力感なく、同じ速さで走る。
力感なく、同じ速さのボールを投げる。
力感なく、同じ強さのキックが出来る。
力感がないということは、筋肉が無理をしていないということです。
では、何故、パフォーマンスを維持出来たのか?
一つは使う筋肉が、腕や足の末端の小さい筋肉から、腹筋や背筋などの大きい筋肉に変わったからです。
もう一つは、重力と地面からの反発力を使ったからです。
いわゆる体幹を使って、重力と地面反力を利用することが重要です。
間違いなく身体の痛みや怪我が減ります。
自分の身体と対話しながら、楽な動きを追求していきたいですね。
高校野球
高校野球が盛り上がっています。
野球少年にとっては、大きな目標の一つです。
我が母校である彦根東高校(滋賀)は、開幕戦の初戦でサヨナラ勝ちしましたが、昨日は負けちゃいましたね。
土日にあれば、応援に行ったのに…
小学校、中学校には、スポ少、クラブ、軟式も含めれば、本当に多くのチームが存在します。
指導者は、それぞれの哲学を持って指導しています。
とはいえ、指導者の質は、ピンからキリまでという表現が適切だと思います。
小学校の時に、素晴らしい指導者の下、才能を伸ばしても、中学校や高校の指導者と相性が悪く潰される人も多いと思います。
良くも悪くも指導者に左右されがちです。
もし、小さいうちに、技術や身体のことを勉強して、自分で考えてトレーニング出来るようになっていれば、どこに行っても大丈夫です。
小学校の時から、色々と考え、学ぶことは重要だと思います。
肩書きにだまされない。
合わないと思ったら、環境を変える。
環境を変えることは逃げではありません。
成長するチャンスです。
挑戦です。
行動することが重要だと思います。
子どもには、色々な機会を提供したいと思います。
おもちゃと遊び
私の子どもは小学一年生ですが、積み木が大好きです。
毎日のように積み木で遊んでいます。
趣味は鉄道です。
積み木で、毎日、駅を作っています。
本物の駅やネットで見た駅をインスピレーションにして、新しい駅を、繰り返し作っています。
リアルの駅を模倣するだけでなく、利便性を追求することもあれば、オシャレを追求することもあります。
世の中、様々なおもちゃで溢れていますが、どう遊ぶかという部分が重要だと思います。
1〜2歳くらいの子どもはティッシュで遊びます。
大人としては、つい止めてしまいますが、どんどん遊ばせたら良いと思います。
勿体無いと感じますが、ティッシュは物凄く安いので、おもちゃを買うより経済的です。
片付けも、掃除機ですぐに終わります。
まあ「勿体無い」ことに変わりはないので、価値観の問題もありますが、ティッシュのような日常生活品で、どんどん遊んだら良いと、私は思います。
もちろん、市販のおもちゃも素晴らしいものがたくさんあります。
作り手の想いやおもちゃの歴史を知ると、おもちゃに対する見え方が変わってきます。
例えば積み木。
最近は安全性を考慮して、角の丸いものが増えていますが、敢えて尖らせている積み木があります。
「角は痛いもの、足の上に落としたら痛い」と知ってほしいという想いです。
また、おもちゃで遊ぶことは、身体を使います。
色々な体勢で、指先を使い、頭を使います。
いわゆる勉強も重要だと思いますが、おもちゃで遊ぶことも重要だと思います。
親としては、おもちゃや遊びにこだわっていきたいですね。
松井大輔選手
ジュビロ磐田の松井大輔選手が、ポーランド2部リーグのオドラオポーレというクラブに移籍するというニュースは驚きと嬉しさに溢れました。
松井大輔の生き方は格好良いです。
誠に勝手ではありますが、彼の経歴を紹介します。
京都の山科出身で、小学校の時から天才として活躍していたそうです。
当時のチームメイトには、今もJリーグで活躍する山崎雅人選手がいます。
中学時代は、一度、弱小公立中学でサッカー熱が消え掛かります。
ゲーセンに行く日々もあったそうですが、このままでは駄目だと奮起します。
隣に優秀な指導者のいる公立中学があったので、安アパートに引っ越しして転校するという荒技を披露します。
上手く先生を騙しながら?!転校するという荒技に、両親は相当苦労したと思います。
中学の時に、フランスのパリ・サンジェルマンに短期留学して、才能を発揮します。
そのまま移り住む選択肢も出てきましたが、ここは流石の松井選手も怯んで、親の説得もあり、日本の高校に進学します。
テクニシャンの松井選手が選んだのは、フィジカルサッカーで有名な鹿児島実業高校です。
京都から遠く、サッカースタイルも合わないだろう鹿実を選んだ松井選手。
流石です。
2つ上の先輩にガンバ大阪の遠藤選手、同級生に浦和レッズの那須選手、1つ下の後輩に上本選手(大分トリニータ等で活躍。現在は鹿児島ユナイテッドFC所属)と田原豊選手(京都サンガ等で活躍。)がいました。
全国高校選手権では、準優勝と結果を残します。
複数のクラブから声が掛かりますが、松井選手は、当時、三浦知良選手が所属していた京都サンガを選択します。
私はサンガファンで、この時に松井選手を初めて見ました。
18歳とは思えない堂々としたプレースタイル。ファンタジスタでした。
完全に魅了されました。
その後、朴智星選手とともに天皇杯制覇をして、アテネオリンピックにも出場します。
オリンピックの後、フランス2部リーグのルマンへ移籍。
グルノーブルに行ったことがありますが、スイスに近い素敵な田舎町です。
その後も、ロシア、フランス、ブルガリア、ポーランドと渡り歩きます。
世界で戦うサムライですね。
南アフリカW杯での活躍は本当に嬉しかったです。
ジュビロ磐田に戻ってきた時は、そろそろ引退かなと、寂しい気持ちになったのを覚えています。
ジュビロ磐田では、組織の中で大きな役割を果たしていたみたいです。
大人になりましたね。(偉そうにすみません。。)
そして、また海外へ。
進化を止めない松井選手に期待しています。
あと10年は現役として活躍出来ると思います。
応援しています。
筋トレが声帯を狂わせる?
昨晩、テレビで、体操の内村航平選手と歌って踊れるアーティスト三浦大知さんの対談を見ました。
非常に興味深い対話であり、夜遅い時間でしたが、見てしまいました。
三浦大知さんのダンスはとてもメリハリがあって引き込まれます。
一時期、ウエイトトレーニングにハマっていた時期があったそうです。
腕の周りを鍛えて、筋肉をつけていたそうが、その時高い声が出にくくなったそうです。
どうやら、腕の筋肉が重たくなって、声帯を引っ張ってしまい、高い声が出にくくなったとのことです。
改めて、身体の奥深さを感じました。
人の身体は、全身が繋がっています。
肩コリの原因が腰や足にある場合も多いです。
膝が痛いのも、腰や肩甲骨に原因があったりします。
身体全体をバランスよく繋ぐことが重要です。
上手く連動させることで、パフォーマンスが向上します。
表と裏の関係も重要です。
もも前の筋肉(大腿四頭筋)ともも裏の筋肉(ハムストリングス)のバランス。
腹筋と背筋のバランス。
中途半端と紙一重で、面白くない面もありますが、バランス良く取り組んでいくことが重要です。
ポジティブとネガティブもバランス良く。
今日もがんばります。