必要な筋肉
必要な筋肉はどれくらいでしょうか。
あればあるほど良いと考えるのは危険だと思います。
大リーグのイチロー選手のように、不必要な筋肉を付けない方が良いかもしれません。
肉体改造をしたプロスポーツ選手は、一瞬パフォーマンスが向上したように感じますが、ほとんどが怪我で選手寿命を縮めています。
顔がこわばり、余裕がなくなります。
余裕がないので、声と筋肉で相手を威嚇するようになります。
やっぱり怪我をします。
ウサインボルト選手が世界記録を出したのは、今より細い時です。
先日の日本選手権の陸上100mで活躍した選手たちも、細身の方ばかりです。
重要なのは、筋肉よりも身体の使い方だと思います。
子どものうちに、色々な身体の使い方を試してみることが重要です。
不自然な身体の使い方をしていると、腰痛やひざ痛や肩コリになります。
ヨガを始めたら腰が痛くなった。
マラソンを始めたら膝が痛くなった。
これらは、筋肉不足が原因ではなく、身体の使い方が原因です。
世の中に溢れる知識や情報に惑わされずに、自分と向き合っていきたいですね。